旅館やホテルがGoogleストリートビュー屋内版を導入すべき5つの理由

(この記事は、ホテル・旅館のマーケティング担当者向けの記事です)

あなたはある日、上司からこんなことを告げられます

上司
「今まで媒体メディアに頼り切って集客していたけれども、これからは自社サイトの時代だから、自社サイトを早急に作って、そこから集客をしてくれ」

大変なことになりました。

試しに本を買って読んでみても、SEO,PPC,CPA…知らない用語ばかり

困りました。

自社の魅力的な施設や宿泊プランを自社サイトで紹介したいと思っても、

「そもそもWebでの集客のやり方が分からない」

なんとか頑張って、SEO対策が必要だということを知っても、

「何をどうしたらランキングが上がるのか分からない」

本当は自社サイトでの予約を増やしたいけれども、
結局は媒体メディアに頼り切りになってしまった・・・

カメラマンに撮ってもらった綺麗な写真をたくさん載せて、
せっかく作ってもらったかっこいい自社サイトも、
「予約の時に見た写真と全然違う」というクレームをもらったり。

これらの問題を、解決できるサービスってないのかな・・・

そんなあなたに、聞きたいことがあります。

競合がまだほとんど使っていないく
広告に頼らないホテル・旅館の集客ツール

“Googleストリートビュー屋内版”

を知っていますか?

Googleストリートビュー屋内版って何?

Googleストリートビュー屋内版は、360度のパノラマ写真で施設の中をバーチャル体験できるサービスです。

▼Googleストリートビュー屋内版のホテル導入例

もっとホテルや旅館などの宿泊施設の導入事例を見る

Googleの公式データによれば、ユーザーの2/3がGoogleストリートビュー屋内版を望んでいます。また、Googleストリートビュー屋内版の導入で、ユーザーがあなたのビジネスを予約する可能性が、テキストだけのものと比べて最大で「2倍」というGoogle公式データもあります

メリットはそれだけではありません。

導入メリットその1 今、大注目されている最新技術

テレビや新聞、雑誌などの広告で「VR(バーチャルリアリティ)」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。
VR(バーチャルリアリティ)とは、その場にいないのに、あたかもその場にいるようなバーチャル体験ができるもののことを言います。

vrwoman

もちろん、Googleストリートビュー屋内版の導入もその一つ。
国内での導入ビジネスは、2016年11月時点でサービス開始約3年半で14万件と増加傾向ですが、まだまだ「当たり前」というには遠いサービス。

そこがチャンスです。

競合にはないWeb上のサービスとして、差別化をすることができますし、
顧客のためになる新しいものは取り入れていく、というブランドイメージを形成することもできます。

導入メリットその2 Google+ローカルページでの効果

あなたが、出張先での宿泊施設を探すときに、「地名」と「キーワード(ビジネス名)」で検索しませんか?

例えば、

「新宿 ホテル」

のようなキーワードです。

このように検索したときに、
いわゆるPPCと呼ばれる広告面が上に出てきて、その下に自然検索結果(SEO対策)が並ぶのですが、
その間にある、地図と連携した部分があるのを見たことがある人は多いかもしれません。

01

Google検索結果画面を一部便宜上修正して引用

この赤枠で示した部分が、「Google+ローカルページ」と呼ばれるものです。
この表示順位が決まる仕組みは、Googleの公式発表によると、


「関連性」
「距離」
「知名度」

によって決まります。
※Google公式発表を詳しく知りたい方はこちら(Google公式ページへ飛びます)

よって、基本情報(ビジネス名や住所、電話番号、営業時間などの記載)や、
口コミへの返信などのこまめな管理をしていることが前提と考えられています。

そして、ここにGoogleストリートビュー屋内版を導入することで、
さらに好影響をもたらす可能性があります。

(詳しくはコチラの記事「Google+ローカルページの順位を上げるには」も合わせてどうぞ。)

PPC広告(リスティング広告)の運用や、SEO対策には多額の予算がかかることがあります。

しかし、Google+ローカルページの最適化をすることで、
多額の予算をかけずとも、あなたのホテル・旅館が注目される機会を増やすことができます。

導入メリットその3 WebページのSEO対策になる

Googleストリートビュー屋内版は、簡単にあなたのホテルのWebページ内に埋め込むことができます。

(詳しくはコチラの記事「Googleストリートビュー屋内版をWebページに組み込むには」も合わせてどうぞ。)

Googleストリートビュー屋内版をWebページに組み込むと、ついつい施設の中を見てしまうため、平均滞在時間が向上する傾向があります。

また、そのことによりあなたのホテル・旅館のwebページを訪れたユーザーの関心度も上がり、
平均読了率が上がる傾向もあります。

これらは、あなたの自社サイトのSEO対策の一つとして効果をもたらすことが期待できます。

導入メリットその4 施設に対する問い合わせやクレームの減少

あなたのホテルでは、お客さまからこんなお電話がかかってくることはありませんか?

「実際の客室の広さはどのくらいか?」
「エクストラベッドを入れると狭いですか?」
「部屋の設備について教えて欲しい」

また、チェックインやサービス提供後に、

「写真で見たのと違う」
「思っていたより狭い」

などのクレームやレビューをもらったことはありませんか?

Googleストリートビュー屋内版は、予約する前に、利用者の意志でその場にいるように施設内を見ることができます。そのため、断片的な情報しか伝えることのできない写真に比べて圧倒的な情報量があります。

結果的に、施設に対する問い合わせが減少し、その対応によるロスやコストダウンが見込めます。

また、「自分で中を見て納得した」という感覚が事前にあることで、
チェックイン後のギャップを少なくすることが可能なため、
クレームや評価の低いレビューを減らすことのできるサービスの一つになるでしょう。

導入メリットその5 インバウンド(訪日客)集客対策のツールとなる

2016年には年間の訪日外国人が遂に2,000万人を突破し、さらに過熱する「インバウンド」ですが、当然のことながらホテル・旅館施設の対応が求められていることは言うまでもありません。

しかし、
「Webサイトの外国語対応は翻訳のコストと手間がかかりすぎる」
「施設を海外に売り込みたいがツールがない」

といった問題を抱えてはいませんでしょうか?

Googleストリートビュー屋内版は、見てお分かりの通り言語を必要としないので、
このままサイトに公開することでインバウンド向けに使えるツールとなります。

また、Googleストリートビュー屋内版は、
スマートフォンなどのデバイスをヘッドマウントやゴーグルに入れることで、
さらに臨場感のあるVR(バーチャルリアリティ)体験が可能です。

(詳しくはコチラの記事「iPhoneをゴーグルに入れて、ストリートビューを見てみよう!」も合わせてどうぞ。)

これで、あなたのホテル・旅館の中の様子を世界中のどこでも体験できるようになるため、海外での展示会やプレゼンテーション、旅行会社との連携の際に、強力な営業ツールとなります。

Googleストリートビュー屋内版をホテルや旅館が導入するべき5つの理由

      ☑ 今、大注目されている最新技術
      ☑ Google+ローカルページでの効果
      ☑ WebページのSEO対策になる
      ☑ 施設に対する問い合わせやクレームの減少
      ☑ インバウンド向けのツールとなる

いかがでしたでしょうか?
どれか一つだけでも得たいメリットはありましたか?

弊社は、多くのホームページや映像・写真の制作を手がけるだけではなく、
それらのツールを使ったマーケティングを専門にやってまりました。

その中で言えることは、Googleストリートビューは導入して終わりではないということです。
そのツールをいかに使いこなしてWebで集客をしていくかが大切です。
そして、これまで結果につながるマーケティングをしてきた弊社だからこそできることがあります。

Googleストリートビューの導入も、言ってしまえば結果につなげるための一つの方法論でしかありません。むしろ導入した後の運用や他のWEBや動画やSNSなどとの組み合わせや、リピーターや紹介を生むためのマーケティング戦略が重要になっていきます。

「もっと話を聞きたい」
「分からないことがある」
「一緒に仕事をしたい」

どんな些細なことでも、ご質問やご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。

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