Googleストリートビュー(インドアビュー)とは
Googleストリートビュー(インドアビュー)は、世界で一番利用ユーザーが多い検索エンジンで有名なGoogleが提供するサービスの1つで、バーチャル(Web上)で施設や店舗内を360度のパノラマ画像で紹介ができるサービスです。
最も有名なものは、道や外からの外観などを紹介する「Googleストリートビュー」という同名サービスがありますが、これの室内版とも言えるサービスです。
VR(バーチャル・リアリティ)技術にと呼ばれる技術で、Web上で実際に施設や店舗の中に自分がいるような感覚で建物の中を見渡すことができます。
写真や動画と大きく異る部分は、360度パノラマという広い範囲を自分のペースで自由に見ることができるので、施設内全体の雰囲気や細部に至る所まで確認することができるのが特徴です。特に初めて興味を持ったユーザー(見込み客)に対して、実際にその施設に訪れる前に比較や検討をされたときにの動機づけや、実際に施設や店舗に関する質問を問い合わせせずに確認することができるので、効果があります。
また、GoogleのサービスであるGoogleストリートビュー(インドアビュー)は、Googleが提供する各種サービスとも連携して相乗効果が期待できます。例えば、Googleマイビジネス(Google+ページ)と連動させたり、ページの最適化を図ることで、Googleマップやアプリで検索した時の順位野上位表示効果が見込めたり、地名やエリアのキーワードとの掛け合わせた検索結果ページでの検索順位にも影響を与えると言われています。
Googleストリートビュー(インドアビュー)こんな方にオススメ
Googleストリートビュー(インドアビュー)の導入するにあたって、以下の項目に3つ以上当てはまる人は、特におすすめです。
- 内装にはこだわりがあるお店や施設を運営されている方
- 有料広告や外部媒体に頼った集客から少しでも自社のホームページなどで集客をしていきたい
- 施設の内部に関する問い合わせを減らしてコストを削減したい
- 自社のホームページのSEO対策を強化していきたい
- 集客に力をいれているが、お金がかかる方法除き、手を尽くしている感じがする
- 自社のサービス導入にあたり、じっくりと検討したり比較する業種である
- (これから)インバウンド(外国人客)に力を入れている方
- まだ他がやったことないことや、新しいサービスに興味がある
- ノースアンビシャスという会社に興味がある方
今すぐ導入する5つのメリット
Googleのサービスだからユーザー認知が高く、早く導入した方が先駆者メリットを得られる
Googleストリートビュー(インドアビュー)はGoogleのサービスの一つですので、日本はもちろん、海外に目を向けても、そのサービスの知名度や信頼性は抜群です。
また、日本におけるインターネット利用者数は約1億人と言われ、日本の人口のほとんどが気軽に利用する時代になりましたが、検索エンジンの利用率を見ると、日本ではGoogleが約61%と日本でもトップの利用率を誇ります。さらに、海外を含めた全体でみると、Googleの利用率は約90%近い数字を誇り、国内はもちろん、インバウンド(外国人)戦略含めGoogleのサービスを導入することによる影響力は高いものが予測できます。
現在、国内800万以上のビジネスの内、Googleストリートビュー(インドアビュー)導入件数は、約5万件と言われております。サービス開始から4年程度の、比較的新しいサービスではありますが、海外諸国の例を見ていても、これからサービス導入の企業が一気に伸びると言われています。逆の見方をすると、近い将来、同じようにサービスを導入するのであれば、他社や競合と差別化するためにも、先に導入する方が得られるメリットは大きいと考えられます。
※出典:総務省(平成26年)
※出典:ITU World Telecommunication / ICT Indicators database
※出典:Google公式データ 他
自社のサイトに埋め込むことで、滞在時間が向上し、SEO対策にも効果がある
Googleストリートビュー(インドアビュー)は、既存のGoogleマップのように自社のサイトなどに簡単に埋め込むことができます。そのため、自社のサイトに埋め込む際も、簡単に掲載することが可能です。また、もともと画像でしか紹介をしていなかったページに、Googleストリートビュー(インドアビュー)などのVR技術を用いたコンテンツを増やしたところ、ページの平均滞在時間が約1〜2分以上上昇した、 ページの読了率も上昇し、VR技術を用いたコンテンツのある記事ページは平均読了率が70%という事例もあります。結果的に、平均滞在時間が長い、平均読了率が高い、などのように、読まれているページが多ければ多いほど、ユーザーにとって価値のあるサイトだと判断され、SEO対策にも効果があります。
※出典:LIFE STYLE ,Inc
Googleの検索結果で上位表示の効果が見込め、リスティング(PPC)広告を減らしながら新規客の獲得が見込める
Googleストリートビュー(インドアビュー)を導入することで、Googleがここ2〜3年で積極的に伸ばそうとしている「ローカル検索」結果の上位表示効果が期待できます。(必ず順位を保証するというものではありません)
ローカル検索とは、主に「地域 業種」で検索した際に、検索結果画面に地図と一緒に表示される検索システムのことを言います。これは、検索した地域のキーワードはもちろん、スマートフォンなどでは、GPS技術を用いて実際に今いる現在地周辺の検索結果を表示させることも可能です。また、スマートフォンユーザーの63%は外出先でお店を探すときにローカル検索を使うというデータもあります。
しかも、この部分は、いわゆるSEO対策によるオーガニック検索結果よりも、上に表示されることが多く、ローカル検索結果の方が、通常検索よりもクリックされやすいです。また、GoogleAdWords広告のようなリスティング(PPC)広告とは違い、料金は一切発生しません。特に検索順位結果において、リスティング(PPC)広告の優位性が落ちている中で、ローカル検索に注目をし、対策を進めた方が広告費をかけずに集客が見込めます。
インバウンド(海外客)向けへの集客・説明ツールとして活用できる
施設や店舗の中をVR技術を用いて360°パノラマ画像で紹介するGoogleストリートビュー(インドアビュー)は、インバウンド(海外)客への資料としても有効です。一番のポイントは、ノンバーバル(非言語)で施設や店舗の紹介をすることができます。これは、施設側からすると、翻訳するコストが省け、また、顧客側からすると、世界共通のGoogleのサービスを用いるため、サービスの利用に戸惑うことなく、言語を気にせずに施設内部の情報を見ることができます。最近では、バーチャルツアーと称して、Googleストリートビューのサービスを使って、あたかも海外旅行に行ったような楽しみ方も増え、その中で実際に行ってみたいと思い、旅行を検討するユーザーも増えてきています。
また、最近では政府が掲げている外国人観光客の受け入れ対策の一環として、地方自治体を中心に、都道府県や市区町村が外国人観光客への対策として助成金や補助金を使って、導入をサポートする取り組みも増えています。実際に、2015年2月には岡山県で、2016年3月には、長崎県にて、助成金や補助金が交付された実績もあり、今後もインバウンド対策として気軽に始められるサービスとしても期待がされます。
自社サイトに埋め込むことで、施設に関する問い合わせの削減につながり、また、営業資料としても使える
一般的に、自社のサイトに施設の情報を伝える情報として、「文章」と「画像」を用いている場合がほとんどです。最近では、ごく一部ですが、施設の様子を伝えるための「動画」を用いて紹介する施設も増えています。それでもなお、施設や店舗に関して、ユーザー(見込み客)はもっと情報を得たい、と考えているユーザーが多いです。実際に、Googleの公式データには、3人に2人は、VR技術などを用いたバーチャルツアーの追加を希望しているというのがあります。そのため、自分で知りたい場所を選んでみることができるGoogleストリートビュー(インドアビュー)を導入することで、施設に関する問い合わせが減った事例や、さらには、営業資料としても活用することが可能です。
事例・効果例
全国で導入事例が続々と増えております。
Googleストリートビュー導入事例はこちらのページをご覧ください。
導入するデメリットや注意点
導入にはコスト(費用)が発生する
Googleストリートビュー(インドアビュー)の導入には、Googleへの登録申請および撮影について費用が発生します。費用の内訳や金額については、各事業主によって異なるのも特徴の一つです。ただ、その多くは導入時に発生するいわゆる初期費用だけで導入が可能で、月々発生するランニングコストは発生しないのがほとんどです。ノースクリエイティブの料金体系はこちら
再撮影する場合は費用が発生する
Googleへ申請をした後は、基本的に掲載している画像を修正、加工することはできません。やむを得ずする場合は、再度撮影する必要があります。そのため、再撮影時には撮影料が発生します。また、googleの仕様によっては修正申請に関しても費用が発生する可能性もあります。そのため、仮に施設のリニューアルや移転を予定している場合などは、リニューアルや移転を完了してから撮影をすることをオススメしています。
すでにあるコンテンツ以上の効果は発揮しない
当たり前の話ではありますが、あくまで今あるものをオープンに公開するのがサービスの趣旨です。そのため、今ある状態よりもより良く伝える効果や補正といったものはありません。確かに特に施設や店舗のハードを売りに紹介をするサービスではありますが、逆に、企画次第では違う強みを打ち出すことも可能です。
導入までの流れ
Googleストリートビューのお申込みから公開までの流れは下記のとおりです。
- 撮影箇所の確認
- お見積
- お申込み
- 施設の撮影
- Googleストリートビューの制作
- 公開
ただ、Googleのローカルページがない場合、公開までに1ヶ月近くかかる場合もございます。
詳しくは、Googleストリートビュー導入の手順についてをご覧ください。
費用・料金プランについて
施設の規模により料金が異なりますが、最安で2〜3万円から導入することも可能です。
詳しくは、Googleストリートビューの料金に関してをご覧ください。
よくある質問
撮影ポイント数はどうやって決めれば良いのか?
まず、撮影したいエリア、つまりはGoogleストリートビューで見せたい箇所を選んで頂き、実際にユーザーがGoogleストリートビューを利用したときに求める観点や、施設を紹介する上で効果的な企画などを、専門スタッフとすり合わせを致します。また、その際にGoogleが定める撮影ルールなどの制約を守る必要もあります。
撮影時間はどのくらいかかるのか?
概ね、通常であれば、1時間から2時間ほどになります。施設の大きさや撮影時の企画内容によって変化します。最小のプランであれば、最短で30分程度で完了します。撮影する時間は、お客様のご都合が良い時間で良いですが、土日祝日や早朝深夜の撮影の場合、別途追加料金が発生する場合がございます。
撮影に関してお客様や従業員が入っても良いのか?
Googleで納品するタイミングでプライバシーに関する箇所(人の顔、ナンバープレート他)はぼかし処理をすることも可能です。また、人をあえて入れたい場合は、同意書に必要事項をご記入の上、ぼかし処理をしない納品も可能となります。ただし、一般的にお客様への配慮などが必要になる耐え、営業時間外に撮影することが多いです。
さらに他に質問が気になる方は、Googleストリートビューのよくある質問をご覧ください